教育機関向けプラン
名古屋市立星崎小学校にて、手ぬぐい雪花絞り NEW
今回の授業では、小学5年生の子どもたちが対象です。
『板締め』と呼ばれる技法を用いて、手ぬぐいを雪花絞りで染めました。
体験を始める前に、先ずは久野染色工場の5代目が有松の歴史や絞りの文化など、様々な話をしていきます。質問形式で進め、子どもたちから挙手で意見が出たり、知らなかったことに対しては「そうなんだー!」と素直な反応が見られたりしました。
途中、実際の絞りを触ってもらう時間があり、子どもたちは興味津々でした。
手で触ってみたり、ストールなどを体に身につけてみたりして「固い」「柔らかい」「軽い」「模様が細かい」と様々な感想を友達と言い合っていました。
しかし、今回驚いたのは子どもたちからより深い質問が出てきたことです。
実は、子どもたちは各々この日のために『有松』や『絞り』について事前学習をしている子が多くおり、より具体的な質問が多く飛び出してきたのです。
興味を持って調べているからこそ、実際に説明を受けたり、実物に触ってみたり、絞りをやってみた時に「なぜ?」「これってどういうこと?」とより自分の内側から疑問が出てきているように感じました。
なので、普段小学生向けに話していることよりも少し深いところまでお話できたように思います。
伝統工芸や手仕事ってどんなことだろう?
古いものって、歴史の流れがあって今に残っているんだな、
と、今の生活との繋がりを感じたり、身近なものに感じてもらえるきっかけになっていたら良いなと思います。
【Report ID:3870】
- 対象:
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- 教育機関向け
- 開催形態:
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- 出張開催
- #タグ:
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- 針不使用
- 対象者:
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- 小学生
- 絞り:
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- 板締め
- 雪花
- 参加人数:
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- 31〜50人
- 体験要素:
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- 質問力
体験プラン名:
小学生のための伝統文化、ものづくり探究授業
小学生のための伝統文化、ものづくり探究授業の他の開催実績
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開催レポート